たぐいまれな得点力で知られ、モナコ入りが間近と伝えられていたスティーブ・サビダンが現地時間4日の午後、緊急記者会見で事実上の引退を表明し、フランスにショックを与えた。
31歳のサビダンは、2008−09シーズンにリーグ2へ降格したカーンから、モナコへの移籍をほぼ決めていた。だが、入団前のメディカル・チェックで心臓の異常が発覚。サビダンは詰め掛けた記者団の前で目に涙を浮かべながら、心臓の欠陥のため、モナコ行きだけなく、恐らくサッカー選手としてのキャリアを断念しなければならない旨を明かした。
約1年前にリリアン・テュラムに起きたことと似たケースであると思われ、サビダンは「今のところ何も自覚症状はなく、体に問題はない。これからより精密な検査を行って調べることになる」と説明している。
テュラムの場合、後に懸念されていた心臓の病気ではなかったことが分かっているが、それでもテュラムは「不安を消し切ることができず、どこかでブレーキがかかって力をセーブするようなことになってはクラブに申し訳ない」という理由から、結局決まりかかっていたパリ・サンジェルマン行きを断念し、引退の道を選んだ。
キャリアの大部分を下部リーグで過ごしてきた遅咲きのサビダンは、04年に入団したバランシエンヌを3部から2部、2部から1部へと引き上げ、06年に28歳にしてリーグ1デビューを飾った。昇格の年に早くも得点王ランキング2位に食い込み、フランス国内で一躍名を知られる存在に。リヨンのような強豪クラブに興味を示されるようになったのもこのころからだ。
08年、結局カーンに引き抜かれ、同年11月の親善試合で30歳にして初めてフランス代表に招集された。そしてここでも途中投入されるやゴールを脅かして強い印象を与え、「ジャン=ピエール・パパン(あらゆる場所からあらゆる方法で得点できることで誉れ高かった、フランスの元名選手)の再来か」と見るものをうならせた。
所属クラブのカーンが18位で降格となってしまった08−09シーズンにも、サビダン自身は14ゴールを挙げ、得点王ランキング4位タイに入っている。その実力を買われ、この夏にはサンテティエンヌ、トゥールーズなど多くのクラブが彼に興味を示していた。サビダンは数々の求愛者の中からモナコを選び、あとは契約書にサインするだけとなっていた。テュラムの場合同様、精密検査の結果に診断が覆される可能性もないとは言えないが、記者会見でサビダンが見せた涙は、事の重大さを映していた。
フランスでも指折りのゴールゲッターだったサビダンを襲った悲劇に、多くのサッカー関係者が遺憾の念を表明している。
体が第一とはいえ、当人はものすごくショックでしょうね・・。
才能のある選手がこういった形でプレーをする事ができないのは本当に残念です・・。
早めに見つかった事は幸いですが、何とかならないのでしょうか?
日本も定期的な診察を行っているんでしょうか?
していないならば、導入するべきですね。
posted by takata at 16:36|
日記
|

|